ジジョロン

「そろそろ本気だす」といい始めてからが本番だ

愛知県名古屋市「名古屋城」

平成30年4月14日、第3期叡王戦七番勝負第1局は、愛知県名古屋市「名古屋城」で行われました。

34年ぶり!に創設された新タイトル戦の第1局に勝ち上がってきたのは真面目な苦労人金井恒太六段と、石田門下の俊英、高見泰地六段でありました。

新タイトルということもあって?タイトル挑戦経験のない2人というのも何かの縁だったのでしょうか。このタイトル戦、持ち時間が局数によって変化する珍しい形式となっており、1、2局は持ち時間5時間、先手は金井六段となりました。

本局、本シリーズは一門の悲願達成という側面もあります。金井の大師匠(師匠の師匠)は関根茂九段、高見の大師匠は板谷四郎九段、まだタイトルをとった門下生はいないのであり、今回どちらかがタイトルを手にするわけですね。

ドワンゴ主催でありますからいろんな仕掛けもあり、その1つが作家による観戦記、今回は「りゅうおうのおしごと!」で人気のライトノベル作家の白鳥士郎さんが担当しました。

彼のとことん取材してから描き出す言葉の世界はこだわりが徹底し、将棋愛に溢れ非常に読み応えがありますので、呼んでない方はご一読下さい。

originalnews.nico

本局は先手金井の横歩取り青野流に対し後手が△4四銀と上がる趣向、そこで飛車を引いたのが素人目からすると気合い負けしたのではないかなと想像しています。

結果、後手高見の勝利となりました。

◇◇◇

「名古屋城」は言わずとしれた金の鯱で有名なお城ですね。前夜祭は「KKRホテル名古屋」で行われたのですが、HPをみると《KKR宿泊施設は国家公務員共済組合連合会が組合員等の利用を目的として運営しています。》とあるけど、一般人でも利用可能みたいです。公務員だと1人あたり500円割引なんだって。

都心のど真ん中、にあって交通の便もいいし、観光にもよさげです。名古屋で宿泊するなら十分ありかなと。つか正式名称長っ。

www.kkr-nagoya.jp

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