ジジョロン

「そろそろ本気だす」といい始めてからが本番だ

新潟県三条市「嵐渓荘」

平成29年11月23、24日、第30期竜王七番勝負第4局は、新潟県三条市「嵐渓荘」で行われました。

本局は渡辺竜王が羽生棋聖に挑戦を受け、失冠したシリーズなのですが、その中でもこの将棋の羽生棋聖の寄せの見事が話題になったんですよね。AmebaTV で1人でも面白トークをしてくれる深浦九段、木村九段が解説をしてくれた奇跡の放送回で、2人とも最初は羽生棋聖の寄せの意図がわからず、指されるたびに首を捻っていたんですよね。

ところが局が進んでいくうちに、木村九段がね、気づくんですよ、絶妙な寄せの構図を。

なんといいますか、手がかりとなる駒がパッと見少ない上に、攻めてる駒もギリギリ。なのだけどピッタリ足りてるという。駒のつながりが見えにくく、トッププロでも盲点となる寄せで、対戦者の渡辺も度肝を抜かれたことだろう。

本局に勝ち3勝1敗となり奪取目前となった。後手番で勝ったことも大きく本局がターニングポイントとなったといえるのではないかな。これがなければ永世七冠というわけわからん過ぎる大記録も生まれなかったかもしれない。

熱血プレイバック 2017.04〜2018.03 では第2位にランキングされました。

◇◇◇

「嵐渓荘」は川沿い、山の中にある旅館なんですね。少し珍しいかな。いや、旅館としては珍しくはないけれど、タイトル戦会場に選ばれる場所って大抵海に近いイメージがあるから、新鮮。

川は眺めるだけではなく、ラフティング(川下り)が楽しめるそうで、これは楽しそう。あとはサイクリングしたり、景勝地を回ったりと、比較的大人(身体が動かなくなった人向け)の宿かもしれないですね。。

www.rankei.com

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