幼女+女子高生+料理=「甘々と稲妻」
漫画に限らず面白い作品って、他人に語りたくなるものですが、それは作品に何か「引っかかる」部分があるから。 「引っかかる」部分が沢山あるほど、より濃密な深読みや解釈が出来るし、その違いを語り合うのもまた楽しいものです。
って、一般論はいいんだよ<自分。
あらすじ
愛娘&女子高生と囲む、両手に花の食卓ドラマ!! 妻を亡くし、単身子育てに奮闘する高校教師・犬塚。 ひょんなことから教え子・小鳥と一緒にごはんを作って 娘と3人で食べることに! おいしいトライアングルホームドラマ、開幕です!!
…なるほど。だけど、両手に花、というほどほのぼの度数は高くないですね。 どちらかというと、結構キツイ。そもそも妻を亡くしている時点で割りとしんどいよねぇ…。
本作のワタシ的見どころ
- 男一人で幼児(つむぎ)を保育する主人公の高校生教師(犬塚)の姿(今子育て中の私にヒット)
- つむぎの生態(保育園の同級生や、もう一人の主人公の女子高生(ことり)やその友達、親世代とのやり取りのリアルさ)
- 父のいないことりが父性に憧れる描写
- 親子関係(つむぎと犬塚、ことりと母との関係の描き方)
- 一所懸命料理をつくるところ(犬塚、ことり両方料理スキルが低いため毎回大騒動)
- 楽しく食事している姿
- レシピが手書きで可愛い
でしょうか。特につむぎと私の娘が同い年ぐらいなので、感情移入してしまいますねえこれは。 レシピもかなり詳しめに書いてあるので、参考にしやすいのではないかなと思います、私は作っていませんが。
絵が可愛く、ストーリーも重めだったりするけれど、ホームドラマとしてしっかり描かれてて 何度も読み返してしまいます。
売れているのも分かる気がするグルメマンガです。
- レシピの充実度::★★★★☆
- お父さん頑張ってる度:★★★★★
- 小鹿しのぶ派度:★★★★★
- おすすめ度:★★★★☆
出版状況
現在(2015/05/22)4巻まで出てます。以下、続刊が予定されています。
- 作者: 雨隠ギド
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/03/06
- メディア: コミック
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- 作者: 雨隠ギド
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/09/06
- メディア: コミック
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- 作者: 雨隠ギド
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/09/06
- メディア: Kindle版
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