ジジョロン

「そろそろ本気だす」といい始めてからが本番だ

沖縄県那覇市「琉球新報本社ビル」

平成31年2月24、25日、第68期王将戦七番勝負第4局は、沖縄県那覇市「琉球新報本社ビル」で行われました。

挑戦者渡辺棋王が3連勝で久保王将に襲いかかり結果4連勝で奪取し二冠となった対局です。

戦型は先手久保王将のノーマル三間飛車に対し、作戦家の渡辺棋王が用意した作戦にまんまと嵌ってしまったというのがね、ちょっとね、残念というかどっちかというと渡辺の見通しの明るさ、というか準備の周到さ(結果論だけどもそれでもかなりの確率で想定の変化の将棋を指しているのでやっぱり凄いし、結果として出ているわけね)に舌を巻くし、久保王将としてもいくら終盤力が上位ランクとはいえ実力を発揮する手前でバッサリいかれては手も足もでなかった、というか。

渡辺も語っていますが、対振り飛車に穴熊とか硬い囲いで対抗、というのはしないんだそうですね、急戦のほうが勝率がよく、最近の傾向的にもコンピューターの裏付け的にもそういう話があって。

居飛車でも急戦志向な流れでしたけど、対振り飛車でもそういう空気なんだそうです、プロの中では。

確かにアマ的にも急戦はちょっとね、一発食らうとどうしようもなくなるから、嫌であるかな。

◇◇◇

「琉球新報本社ビル」は新聞社ですので宿泊施設はないわけですので、別途宿をとったのかと思いますが、対局場として新聞社を選択したのは何故なんでしょうね。と思って調べたら《那覇対局は琉球新報創刊125年、新本社ビル落成を記念》なんだって。なるほど。

なんども沖縄で将棋のタイトル戦が行われたのは18年ぶりなのだそうです。2001年の第49期王座戦以来なのだそうな。

距離を考えれば確かに何度もタイトル戦を行うのに時間、お金が掛かるから難しいのかもしれないけど、流石に次回18年後、というのはないよね???

ryukyushimpo.jp

↓近いホテルをチョイス。海の側で景色良さそう!

スポンサードリンク