ジジョロン

「そろそろ本気だす」といい始めてからが本番だ

東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」

平成30年10月11、12日、第31期竜王戦第1局は、東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で行われました。

タイトル100期が掛かったタイトル戦の第一局は先手羽生竜王が角換わりに誘導、それに答えた広瀬八段だったが、羽生竜王が突然の桂馬捨ての猛攻から一転自陣に駒を埋め始めるという、緩急が激しく普通棋士では到底発想できない、柔軟というか支離滅裂というか、局面のねじれ方が相当珍しい将棋で、最後に怒涛寄せで羽生竜王の勝ち。

この将棋を見てしまうと、100期行けるのでは!とファンが歓声を上げたものだったんですけれどね。

将棋世界 2019年6月号の熱局プレイバックでは5位にランキングされています。でですね、専門誌なんですけど、p89 棋譜、先手後手が入れ替わってる誤植をしています。ちょっとこれは酷いかな…。

◇◇◇

「セルリアンタワー能楽堂」はセルリアンタワー東急ホテルの地下2階に位置しているのですって。いやータワーとか名前がついているからてっきり上空にある施設かと思っちゃいました。そっか、確かにホテルの中空に施設つくるの変ですもんね。

こんな能舞台の上で将棋を指すとかちょっと不思議です。地下なので完全に閉鎖空間ですし。普通は旅館なんかで、窓から見える開放的な景色を楽しみながら、っていうのが定番なのですけど、この場合は、客性をときおり眺めながらってことになるのでしょうか。

うーん、対局者としてはちょっと息が詰まるのではないですかねえ。ホテルの上階層での対局でもよかったかもしれないですね。

「セルリアンタワー能楽堂」

↓ 景色よさそう、東京のど真ん中!

スポンサードリンク