愛知県名古屋市「か茂免」
例和元年7月3、4日、第60期王位戦第1局は、愛知県名古屋市「か茂免」で行われています。
現在ダブル防衛戦に突入した、豊島王位（三冠）に挑戦するのはほぼ手中にしたタイトルを3連勝から4連敗して逃したことや攻撃的な受けの技術、そして特徴的な髪型（親近感）、なにより自虐トークの面白さで大人気の木村一基九段です。
今季からA級に復帰したりAbema棋戦では早指し若手有利の下馬評を跳ね全勝街道を突き進み、王位戦では挑戦者にまで上り詰めた木村九段。最近はタイトル戦の立会の仕事も増え、いつか対局者側に、という気持ちを秘めながら牙を研いでいたのが実ったということで、将棋ファンのベテランからすると、一度はタイトル持ってほしい棋士なんですよね…。
とはいえ防衛側は現在最強の豊島三冠、そう簡単には当然行かないわけで…。本日は1日目なので封じ手をして明日続きを指すわけなんですけど、指掛けの図をみるにすでに先手豊島三冠が中央を制圧、後手木村の飛車を端っこに追い詰め、中央から堂々と桂馬と角を捌こうとしており、アマの私から見ても後手木村辛い…。
しかし。
そういうときこそ真価を発揮するのが木村九段なわけで伊達に貰った異名ではないですからね、明日以降上手く凌いでよい将棋にして欲しいです。
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「か茂免」は「かもめ」と読ませるのか。なるほど。《名古屋・白壁の和婚・和風ウエディングは「料亭か茂免-KAMOME-」》とHPの冒頭にあるとおり、料亭なんですね、基本。宿泊施設というわけではない。日本庭園と和風な部屋があり、そこで日本料理が楽しめる施設なんですね。
名古屋といえば藤井聡太、というぐらい知られた存在で地元でも人気があるでしょうから、それにあやかって会場を提供してくれたのでしょうか。
うん、平日だから空いている、という大人の都合はあるとは思いますけれどそれでもしちめんどくさいタイトル戦に協力してくれるのですからありがたいことです。
なお宿泊施設は別なんですね、将棋連盟ライブ中継アプリにそういう記載がありました。おそらく名古屋観光ホテルっぽい。あと、今回が初めてなんだそうです、タイトル戦。大盤解説会は中日新聞社本館なんだそうです。
