糖質制限ダイエット 食べて良いものリスト
体重絞りたくなったので改めて糖質制限について調べました。「炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】植物vs.ヒトの全人類史」を参照しています。参考程度にどうぞ。
糖質制限ダイエット基礎
糖質制限とは
「糖質」と呼ばれる一群の食物成分の摂取量を減らすこと
糖質とは
「糖質」=「単糖」「オリゴ糖」「糖アルコール」
「炭水化物」=「糖質」+「食物繊維」
血糖値とは
血液中に溶け込んでいるブドウ糖の濃度
血糖値が上がる ⇒ 高血糖状態が続く ⇒ 全身の血管内皮が傷つく⇒ 障害が引き起こされる
血糖値上昇に伴う障害例
- 酸化ストレス(血管内皮が機能低下を起こし動脈硬化や心筋梗塞の原因となる)
- AGE(終末糖化産物)の生成=糖尿病合併症を引き起こす
- インスリンの分泌を促し、インスリンは血液内のブドウ糖を中性脂肪に変える=肥満の原因
糖質制限で食べて良いもの
タンパク質、脂肪は好きに食べてよい。制限は炭水化物だけ
【食べていいもの、食べるべきもの】
◆肉類 ◆魚介類 ◆脂質類 ▽バター、ラード、オリーブ油は摂取すべき ▽マーガリン→摂取すべきではない ◆野菜類 ▽葉物野菜全般 ▽ブロッコリー ▽大豆 ▽もやし ▽キノコ類全般 ▽海藻類全般 ◆果物類 ▽アボカド ▽種実類(ナッツ類) ・アーモンド、クルミ、ピスタチオ、ピーナッツは糖質が少ない ・クリは糖質が多い(=食べるな、ということか?) ◆蒸留酒と一部の醸造酒→好きなだけ飲んでよい! ▽蒸留酒 ・ウイスキー ・ブランデー ・ウォッカ ・テキーラ ・ラム ・焼酎 ▽一部の醸造酒 ・糖質オフの第三のビール ・糖質オフの日本酒 ・フルボディの赤ワイン、辛口の白ワイン
【摂取を避けるべき食品・食材】
◆穀物(=主成分はデンプン)→絶対に避けるべき食品 ▽コメ ・白米 ・玄米 ・餅 ・お菓子(あられ、せんべいなど) ▽小麦 ・パン ・麺類(ラーメン、うどん、パスタ) ・ピザ生地、餃子の皮、春巻きの皮 ・お菓子(ケーキ、クッキー、ドーナツなどお菓子全般) ・お好み焼き、たこ焼き、もんじゃ焼きなど ▽トウモロコシ ・お菓子(さまざまなスナック菓子) ・ブドウ糖果糖液糖 ・コーンスターチ ▽ソバ ・蕎麦 ・蕎麦粉(クレープなど) ◆野菜類→以下のものは摂取を控える ▽根菜類など ・レンコン ・ニンジン ・カボチャ ・にんにく、ゆり根 ▽タマネギ ▽トマト ▽芋類 ・ジャガイモ(デンプンが極めて多い) ★ジャガイモを使った料理全て ★ポテトサラダ、フライドポテト ★お菓子(ポテトチップス) ★ブドウ糖果糖液糖 ・その他の芋類 ◆砂糖→絶対避けるべき ▽お菓子全般 ▽調味料としての砂糖(例:焼肉のタレ、すき焼き、さまざまな和食・中華料理の味付け) ▽清涼飲料水のほとんど全て ▽スポーツ飲料のほとんど全て ▽栄養ドリンクのほとんど全て ◆果物→果糖は速やかに皮下脂肪になり肥満の原因になるので避けるべき ▽果物全般(例外はアボカド) ▽ドライフルーツ全て ◆醸造酒→糖質が多いので避けるべき ▽ビール ▽日本酒 ▽紹興酒、マッコリ ▽甘いリキュール、カクテル ▽甘い白ワイン、ライトボディ・ミディアムボディの赤ワイン
糖質摂取で太る理由
- デンプン摂取
- 唾液中のアミラーゼでデンプンが麦芽糖に変化
- 小腸内のアミラーゼで麦芽糖がブドウ糖に変化
- 小腸壁からブドウ糖が吸収されて血管内に入り、血糖値が上昇
- 血糖値上昇を受けて膵臓がインスリンを分泌
- インスリンの作用で余分なブドウ糖は中性脂肪に変化
- 中性脂肪は脂肪細胞に取り込まれる
- 太る
感想
糖質制限時に食べて良いものと、太るメカニズムが知りたくて本書を手にとった。前半数ページで目的が達成出来たので効率のよい読書だった。後半の生き物と糖質との関係を推理するの面白い視点だった。この著者の本は他に読んだことがないので、本書の前身にあたる本も少し読んでみたいかな。