「インターネットはいかにぼく(と音楽)を救ったか? – tofubeats寄稿」を読む
http://wired.jp/2015/01/28/internet-me-and-music/
tofubeatsの経歴からメジャーデビューまでの道程、関連した人、音楽への思いが整理されてて彼のことを知りたいと思うなら読んだ方がいいと思った。
18歳で亡くなる盟友 imoutoid が気になる。
同じ趣味の友人が周りにいなくてもネットを介して出会うことができた偶然って大きいね。自分のつくった楽曲をとにかく聴いて欲しい気持ちからフリーダウンロードさせていた、というのも時代を感じる。
あの頃はLinuxやGNUなどといったフリーでなんでもやっていこうぜ的な空気があったような気がするが、調べてないのでよくわかんない。ウェブ上ではお金を取れそうな記事をいくらでも無料で公開している人があふれ、それはテキスト以外たとえばフリーソフトなんかでも実現されていたなあ。
音楽もそういう流れだったんだと思う。
時代時代いうのもあれだけど、ネットで扱える通信量の増大もプラスだったね。だからネットでも音楽ファイルを自由に交換できるようになっていって。それは未だと動画の配信なんかも実現されているし、通信量の拡大はメディアの枠を大きく拡張してきた。そんな中、タイミングがよかったって今から振り返ればそう思うのだけど、そういうのって結局どこかで誰かが見ていたんじゃないかな、って気もする。
勿論今のほうが断然チャンスは多いのだろうけれど。
彼の文章を読んでいると、きちんと自分の立ち位置、業界の状況、音楽の歴史、音楽販売の経緯などをきちんと押さえた上で色々考えていることがわかる。音楽の世界に出てくるべくして出てきたんだな。
ハードオフビーツに出てくる、okadada や PARKGOLF、GUNHEAD のことも調べたんだけどさー、ハードオフビーツでの素の状態と、カッコいい状態で紹介されている彼らとのギャップがでかすぎてわらけてしまうわ。
なんやねん、本当はみんなカッコいいんじゃねえかよ!
PARKGOLF は北海道で活動しているんだね。へー。それでもやっていける、東京に集中しないで済む業界っていいね。