ジジョロン

「そろそろ本気だす」といい始めてからが本番だ

息の詰まる世の中と折り合いをつけるためのノウハウ集 / pha「しないことリスト」

本書をオススメするポイント

  • メディアに忙殺されないためのノウハウ集
  • リスト化されているのでどこから読んでもOK
  • 励まして貰えるので心がほっこりする

「しなきゃいけない!」と日々メディアから煽られている私達だけど、真に受ける必要ないよね、真に受けてるとしんどいよね、だから、真に受けないようにするにはいろんな方法があるよ、そんなに思いつめないでね、というphaさん(id:pha)からメッセージ集です。

何故メディアに忙殺されるのか

pha さん曰く、どうしてこんなにメディアから煽らるのか。 それは

  • そもそも見ている情報源が多い
  • そのほうが(メディアや情報提供元が)儲かる

からだといいます。

確かにスマホ一台あるだけで、いくらでも情報が入ってくるような時代です。アプリを並行して使っていますし、ニュースサイトを見ていたら記事でも広告でもどんどん、欲望や嫉妬心を刺激してきますからね...。

でも99%は本当はしなくてよい

本書では本当にする必要があるかを吟味しつつ基本、しなくてええやん?と各章、各リストでばっさり切り捨ててます。 そうなんですよね、よくよく考えれば必須なんてことはそう多くないです。

外からいわれることじゃないんですよね。自分にとって本当に必要なことをすればいい。問題はすべての人はきちんと自分と向き合ったことがないことだ。だから本当に必要なことがわかっていない。

わからないから、とりあえず外からいわれることをやるか、ってことになってるんだよね。耳が痛い...。

なぜしないといけないか自分でわからないことは、もうやめよう

自分にとって外からいわれていることが重要かどうかは、実際わからないことも多いと思う。 わからないけど、なんかみんなやってるっぽいからやる、というのは実情だ。

それがやれる人ならやればいいけれど、やれない人。やれない人が無理やりやろうとするからツラいんです。

だからやれない人は無理せずやらないでいいんじゃないの?とphaさんはいうわけです。

やめる基準は?

  • 他人や世間の評価で行動を決めるのではなく、自分なりの価値を持つこと
  • 他人や世間のペースに無理に付いていこうとせず、自分のペースを把握すること

つまりやっぱりここですね。自分と向き合うことがやっぱり必要になってくる。 自分の傾向を掴まない限り、忙殺される日々に終わりはこないってことだな、と私は読みました。

それを踏まえた上で、phaさんが考察する4つの章の各リストを読むと心がスッキリすること請け合いです。

気になった言葉

認識や考えが偏らないようにするためには思考を頭の中でグルグル回すだけじゃなくて、ときどき外にアウトプットするようにするといい

過去に固執しない

本当にすごくすごくやりたいこととか、「これは絶対に必要だ」と心の底から理解していることをやるときには、だるさなんて忘れてしまうものだ。

みんなが出勤していないと回らないシステムというのは結構脆い。

「自己責任は50%、自分ではどうしようもないことが50%」というぐらいに考えておくのが、自分に甘すぎず厳しすぎず、ちょうどいいくらいのバランスなんじゃないだろうか。

「『努力できる』という能力も恵まれた環境の産物だ」

これらに言葉にピンときたなら読んでみるのもいいと思います。

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