どうしたらいいか悩んだら「課題の分離」をしてみる
アドラー心理学は考えるヒントがたくさん詰まってて参考になりますね。トキンです。
後輩が現場で「残業してほしい」っていわれて困ってたので考え方を伝授しました。「課題の分離」という考え方でアドラー心理学の受け売りです。
目次
「課題の分離」とは
残業を要請された場合のことを考えます。
果たしてこの残業は「誰の課題」なのか。
課題を見分けるには「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?」 を考える。
課題は、最終責任者が受け持つべきであり、他者は手を出してはなりません。
残業は義務か?
会社に所属した際の契約内容に沿っているかどうか。
契約内容にみなし残業数時間等が含まれているのなら、やる必要があるだろう。
義務違反となって解雇されてしまうのは自分である。
残業を要請する企業と契約したのは「自分」なので、自分で責任を負うべきである。
契約に沿わない残業
契約に沿わない残業要請であればどうか。 例えば現場のみんながやっているからやらないといけない空気になっていて断りづらいとか。
義務以外の残業は「誰の課題」だろう?
それは業務量をコントロールできない上司の課題だ。 コントロールできず仕事が終わらず顧客に謝るのは上司になる。 であるなら上司が残業して課題をクリアすればいい。
他人の課題に手を出すな
なので原則義務以外の残業はする必要がないのに、下手に残業したりすると、なぜ俺がやらないといけないんだ、という感情が生まれて上司に対するわだかまりが生まれるでしょう。
このように他人の課題に踏み込んでしまうと対人関係のトラブルの元になるので、どうしたらいいかな?と思ったら立ち止まって「この問題は誰の課題だろう?」と考えるとストレスを減らすことが出来ますよ、いう話でした。
参考
抱えてたわだかまりが立ちどころ消え失せる魔法の書。アドラー心理学の凄さに腰抜かすこと請け合いです。
私は本書でかなり救われました。ウルトラオススメです。
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