撲滅したい自転車マナー違反三選
健康のことも考慮して自転車通勤を心掛けています。トキンです。
11月も半ばを過ぎ、帰宅時間になると福岡でも街はすっかり暗くなります。あちこちで街灯がつき、お店の明かりや車のライトが街を彩ります。
帰宅時に自転車に乗って帰るのですが、つくづくマナーのなってない自転車乗りが多くて最近怒りMAXなのでこの辺で、特に気になるマナー違反を3つ挙げ、どうすればそれらが解消できるかを考えます。
目次
逆走してくる
自転車も車と同じく、左側通行です。何故右側通行(いわゆる逆走)をしてくるのか? 車道で走っているのなら車と対抗することになるんですが、怖くないんでしょうか?
左側通行している自転車と正面からぶつかることになるのですが、それすら想像できないのでしょうか。…できないのでしょうね...。
逆走していることに気がついて、停止して一旦歩道へ避けたりするのならまだいいんです。自分が正しいとばかりにブレーキもかけずズンズン近づいてきますからね、車だって多く側を通っているときに限って。そんな自転車乗り、そこそこ見かけます。
交通ルールを知らない地区出身なのかもしれません。
逆走行為は「3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金」 (道路交通法第17条)に該当します。
ライトを点滅させる
こういう手合に限ってライトは上向きで、光の強いのですよ。こんな自転車が来た日には目がチカチカして危険なんてものじゃない。周囲を目潰ししながら走るとかテロ行為もいいところです。事故の誘発を引き起こす行為は断じて許せません。
そもそも点滅ってことは滅してる瞬間があるわけで、そうすると断続的に無灯火が続いている状態でもあるわけですよ。ライトは点灯(常灯)するようにして下さい。
いや、点滅だって「灯火」には違いないんだし、点滅していたほうが目立つのでいいんだ、という主張もあるようですが目立ちすぎだし、自分勝手すぎると思いますね。
点滅させると電池が長持ちするとかあるようですが、個人的な都合で周囲に迷惑をかけるな、といいたい。
へんに自転車にこだわる、にわか自転車乗りに多く見られる気がしています。
ライト点滅行為はとくに罰則はないようですが、見つけたら鬼の形相で睨みつけます(眩しい)
無灯火で全速力
田舎だからといって油断ならないのが、この手の輩がいるからなんですよ。高速で近づいてこられたら対応できっこないです。かわせません。
自分の自転車テクに自信があるのか知らないですが、よく無灯火で走れると思いますよ。
細い道で両端から進入してきた場合、相手が無灯火の自転車だと気が付きにくい。そのまま突き進んでしまうことあるんですよ。でも無灯火側からするとこっちが見えています。見えているんだからぶつかるはずないわー、と思っているんでしょうが、こちらは気付いてませんからね、堂々すすんで目の前で気が付き、そのとこは手遅れってことになりがちです。
無灯火行為は「5万円以下の罰金」(道路交通法第52条)に該当します。
これらを防ぐにはどうすればよいか?
まず先いいたいのは、罰金罰則が設定されているにも関わらずいっこうに行為が減っていない、ってこと。 テキメンな罰則なら、世間に浸透するからこれらの行為を目にすることはレアになっているはず。
ということは、罰が甘いのではないかということがいえると思う。
そもそも自転車だって車両扱いです。免許制にしてもいいのではないか。あんなにスピードが出てぶつかると命に係る惨事だって引き起こせるわけだし、厳しくしてもいいでしょうね。
また、自転車の乗り方マナー教育は年1回とはいわず頻繁に行ってもいいと思います。交通ルールの授業に自転車事故の例を追加したり。啓蒙は大事だと思います。逆走とかとくにそうです。左側通行などもきちんと叩き込んで欲しい。
自転車を販売するときは、壊れにくいライトを必ず付けるように義務化する必要もあるでしょう。
車検のように定期検査を受けないと乗ってはいけない、という仕組みもあっていいですね。
それと自転車保険を必須にする必要もあります。フミコさんの事件とか読んでると他人事じゃないですもの。自転車購入の費用に一部入れておくべき。
すべての自転車を利用する人が安全に利用できるように一人一人の心掛けに頼っているところが大きすぎて、行政や、警視庁、法制度がまったく追いついていないことを実感しています。
今回挙げた3つのマナー違反(迷惑行為)に巻き込まれないようにどうすれよいかと考えた結果、ブレーキですぐ止まれるようなスピードで走ることぐらいかなと思いました。すぐ止まれるようにしておくことでリスクを抑える可能性があると思います。
自転車に乗る人は自分が凶器を扱っているんだということを強く意識して欲しいなと思います。
よろしくお願いします。