ジジョロン

「そろそろ本気だす」といい始めてからが本番だ

続・習慣について

長居猫

丁度、再読中の自助論(現代語訳 西国立志編)に「習慣生成の重要性について」という章が出てきたので紹介したいと思います。

人間はどのような境遇にあっても、必ず習慣を自分自身の手で作り出します。ふだんはそれに気がついていなくても、その習慣を改めたいと思って、その習慣に抵抗しようとしたときに、一度身についた習慣を変えることが難しいほど強力なものになっていると感じるのです。

というわけで習慣のパワーについて、悪い面からの指摘ですね。自分にとって明らかに良くないなーと思う習慣って、なかなか治すことが難しいですものね。私でいえば、ダイエットする前、帰宅中にローソンに寄って、Lチキとコーラを食す、という自分甘やかしが習慣になっていましたね…。そら太るわっ、って今考えれば思いますけれど、当時は仕事が忙しく楽しみがそれぐらいしかなかった、思いつかなかったんですね…。

人生において生じる小さな出来事は、それら一つひとつをとってみればたいして重要なものではありません。しかし、それらがすべて集まれば、きわめて重要な結果を生み出すのです。

今ではあの脂のギトギトがダメになりましたけど、そういう自分にとってよくない習慣を退治するのはなかなか骨が折れます。 まさかLチキ食いが習慣になるなんて、と今になっては思うのですが、習慣て知らないうちに身についてしまうんですね。

美味しい、とか、嬉しい、とか、楽しい、みたいなプラスの感情が生じる物事って、何度も体験したくなるから習慣化しやすいのでしょうね。勉強を習慣化するのであれば、そういうプラスな要素を盛り込む工夫がいいかな、って思ってます。例えば単純に、勉強した時間をグラフ化する、ってだけでも、空白を埋めていく喜びがありますし。

小さな喜びをコツコツ集めるって楽しいですものね。

各人の自由な行為というものは、その人の習慣によるもので、人は年をとるに従って、自分自身が作り上げた習慣という鎖に縛られるようになってしまうのです。そのため、最初に善良な習慣を伸ばすことを最重要としなければいけません。

嗚呼、耳が痛い!確かにその通りで、年老いた親や親族、あるいは会社の年配者を見ていると痛感しますね。 特に、生活習慣病な方々を見ていると、その食習慣や運動しない生活してたらそうなるわー、自業自得だなーと。

善良な習慣、身に付けないといけないですね…。

現代語訳 西国立志編 スマイルズの『自助論』 (PHP新書)

現代語訳 西国立志編 スマイルズの『自助論』 (PHP新書)

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