【将棋】強くなるおすすめ本を紹介します【6冊】
将棋が強くなるには実践しかないのですけれど、戦うにあたり方針を頭に叩き込んでチャレンジしないと無駄な努力になります。つまり、先立ちが教える筋の良い手法を見よう見まねで繰り返すこと。
だからこの記事では筋のよい手法を教えてくれる将棋本を取り上げます。
基本概念を抑える本
- 作者: 谷川浩司
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1999/06
- メディア: 単行本
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将棋の基本的な考え方が論理的に分かる。ただこれはある程度将棋がわかってきた時に初めてピンとくる話なので初級者はざっと目を通しておくだけでよい。中級者、上級者になるに従い、膝を打つ回数が増えることになるので、そのときに何度も目を通すといい。
- 作者: 大平武洋
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2015/04/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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早指しで勝つための極意が書かれている。これも中級者以上で、より「勝ちたい」人向けの本。 現代ではリアルの盤を挟む機会より、PCやスマホで対人将棋を指すことがほとんどだろうと思われる。それらは持ち時間が短いものがほとんどなので、現代にマッチしているといえる。
基本戦法を抑える本
居飛車、振り飛車を網羅的に抑えるなら上野裕和の書籍が鉄板。
将棋・序盤完全ガイド 振り飛車編 (マイナビ将棋BOOKS)
- 作者: 上野裕和
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2012/10/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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将棋・序盤完全ガイド 相居飛車編 (マイナビ将棋BOOKS)
- 作者: 上野裕和
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2013/03/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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その中からいろいろ戦型を試してみて気になったら、専門の書籍に当たるのがいいだろう。 大平本でも書かれているが、王道の矢倉、四間飛車を最初に選択するのがいいと思うけれど、 好みだからなあ*1。
で、選んだ書籍にそってとにかく指すこと。居飛車振り飛車どちらでもいいが1つに絞ったほうがいい。さらいえば振り飛車、ノーマル四間飛車は序盤覚えることが少ないので、繰り返し学ぶには最適だと思う。四間飛車でまず、受けを学び、その後攻めを覚えよう。
何故受けを覚えたほうがいいかというと、受けは対応することが基本なので、対応を考えるだけですむが、攻めは、攻撃体制を作り上げることを覚えることがまず大変で、その後、攻めきること学習するのに、慣れが必要なため。
逆に受けを覚えることは攻めを理解することに繋がるので、まあ意識の問題ともいえるけれども。
詰将棋の本
将棋の勝ち負けは終盤力に尽きる。勝ちたければ終盤力を付けるしかない。それを鍛えるのは詰将棋。 良い本はたくさんありすぎるけれど、オススメはジャパネット浦野の本。シリーズで持っておきたい。
- 作者: 浦野真彦
- 出版社/メーカー: 浅川書房
- 発売日: 2011/09
- メディア: 単行本
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- 作者: 浦野真彦
- 出版社/メーカー: 浅川書房
- 発売日: 2012/03
- メディア: 単行本
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詰将棋を学ぶメリットとしては、トリッキーな駒裁きを脳に叩きこむことで、将棋の指し手自体の幅を広げることが出来る事と、終盤が見えて戦えるということは、中盤も有利に進めることが出来やすい。
具体的には
以下を繰り返す。
- 将棋倶楽部24などで、四間飛車を毎日3局指す
- 毎日指し手をチェックして同じミスをしていないか確認する
- 詰将棋を毎日5問解く
1ヶ月で初段にはなれるでしょう。グッドラック。
*1:ちなみにプロ棋士の中では羽生の出現以降、居飛車振り飛車双方を 指しこなす棋士が増えたのだけれど、とはいえやはりそういう棋士は少数派なのだけれど、というのも居飛車と振り飛車では感覚が違いすぎるから。そんななか石井健太郎四段は、得意戦法が矢倉と四間飛車(しかもノーマル)という不思議棋士だ