「経済的独立」という考え方、実はみんなに関係あるよ
「経済的独立」この言葉ご存じですか。私は「ゴミ投資家のための人生設計入門」という今思えば挑発的なタイトルのこの書籍で知りました。さらにこの著者は「日本は金持ち。あなたは貧乏。なぜ?」から知ったそうなんですけれどね。
孫引きになりますが引用しますと、
「経済的独立とは、文字通り、お金を他人に依存しないですむことである。経済的に独立すれば、やりたい仕事を選べ、したくない仕事をしないですむ。お望みなら、まったく働かなくてもいい。自分や家族が住みたい場所に住め、会社の都合で住所を決められずにするむ。子供たちに最良の教育を受けさせ、彼らの将来をよりよいものにできる。自分の趣味を楽しむのもいい。旅行でも、スポーツでも、芸術でも、風変わり何かでも。
ああ、まさに理想!これこそ私が求めている状態なんです。働かなくてもいいのは勿論、お金で右往左往しなくてよいってところが一番気に入っています。でも問題は、働かなくてもいい状態ってどういうことかというと、
- (1)生涯に必要なお金をすでに持っている
- (2)お金を増やし続ける手段を持っている
- (3)お金に頓着しない生活スタイルを持つ
なのかな。(1)(2)は正当な経済的独立で、私自身求めている状態です。本業のサラリーマンでの稼ぎにプラス副業での収益を貯め、運用スキルを学び、リタイヤしたいと考えています。(3)は pha さんらのニート的な生き方や、ナリワイといった小さな副業をたくさんこなすことで生きていくやりかたで、これも1つの生き方だと思います。私も結婚していなかったら選んでいたかもしれないな、という経済的独立ですね。
ところで日本は60歳になるとサラリーマンは定年です。働かなくてもいいんです。っていうか働かせてもらえない。社会から「ノー」と突き付けられるわけですよ。強制的に社会から「独立」させられます。年金は65歳からだというのにね。ここでお金があれば経済的独立ですが、なければ生活出来ず生活保護状態になります。こわい。
だから経済的独立は年齢を問わず考えておかなくてはならない人生のテーマだと思うのです。60歳の時点で残りの人生に必要なお金を持っておかないといけない。いけない、というか考えておかないと楽しめない。
そして、別に60歳を待たなくても、今の年齢以降に必要なお金が用意できれば「経済的独立」になるわけで、定年の前倒しを積極的にやっていこうぜ!っていうのが私の気持ちです。やるなら楽しくね!
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今日の自助
改めて本書を読みなおして沢山気づきを得ました。良い本は何度も繰り返して読むべきだとつくづく思います。