ジジョロン

「そろそろ本気だす」といい始めてからが本番だ

広島県廿日市市「みやじまの宿 岩惣」

令和元年5月11日、第4期叡王戦七番勝負第4局は、広島県廿日市市(はつかいちし)「みやじまの宿 岩惣」で行われました。

挑戦者の永瀬拓矢七段が怒涛の3連勝で決着を着けにきた本局、先手高見叡王横歩取りに対し、玉を右辺に持っていくひねり飛車風の指し口、これは第2局でも採用した形で、高見叡王にその対策がある、ということだったと思いますがいきなり後手の永瀬七段が勝っているのに変化。なにか嫌な形があったのか、それともよりよい手が見えたのか。

直後に大駒を連続で交換し敵陣に打ち込んでは成り戻ったりと、派手な応酬のち、形勢は後手挑戦者へ。以降真綿で首を締めるようにゆったりと迫った後手永瀬七段が勝利し、初タイトルを手中に収め、高見叡王は1期でタイトルから退くこととなりました。

局後に感想を求められた高見叡王は感情の整理がなかなかつかず、袖に戻ってては出てくるを繰り返していましたが、最後はしっかりと発言していましたね。

永瀬新叡王、若干人としてバランスに欠く面白人材ですので、今後も活躍を期待していますし、高見七段もあの中盤〜終盤に掛けての逆転テクニックとかなりの精度で詰めてしまう終盤力を磨き、まずは順位戦のクラスを上げつつ、タイトル再挑戦、待ってるよ。トークも面白いし気遣いの人なので、繊細なんだよね、そこをなんとかうまく殺さずに成果が上がるといいんだけどなあ。

◇◇◇

「みやじまの宿 岩惣」は厳島神社3分という絶好というか凄まじく交通の便がいい上に、温泉もあるし歴史もあるし、いやー一流の宿なんだなあ、っていうのがHPをみて思いましたね。

和風の部屋、庭、食事…。HPには紅葉した庭の美しい景色が掲載されていますが、これは秋に行くのが正解なのでしょうね…。もっとも最安で2万円以上しますから是非、招待して欲しいですね!(大声)。

個人的には友人が広島で結婚式挙げたときに広島に泊まったのですがそのときは結婚式場だったグランドプリンスホテル広島に宿泊したんだ…。なだ万の朝食美味かったよね…。そのとき厳島神社も行きました。船で渡る前にあなご飯食べたんですが、2,000円以上したけど確か美味かったなあ…。

いかん、広島の思い出は食べてばかりだ(汗)。

www.iwaso.com

↓秋に訪れたい…

実家に顔を出してきた / 娘、耳が腫れる / 朝涼しいどころか寒いぐらい

月1回は実家に顔を出しておかないと、いろいろ心配なので例によって土曜日昼前に娘といってきた。筑前大分駅に車で迎えに来てもらうのが恒例で、今回は雨が凄かった。

最近は、そのまま「たまごん工房」で卵ごはんを食べ、帰り際に「ほとめき市場 一太郎」で晩ごはん用に惣菜や寿司や野菜などを買い込んで帰るというスタイル。

さらに今回は娘が祖母と裁縫がしたい、というので100円ショップで材料を購入し、帰宅後は2人でモクモクと裁縫で人形を作っていた。私は20年前父が使っていたPCから日記がサルベージ出来ないかな、とPCに電源を入れていろいろ試して、結果取り出すことができそうだったが、バックアップ用のUSBを持ってくるのを忘れていたので、次回来たときにデータを取り出すことにする。

実家の庭にあるシソを分けてほしいと母にいうと、時期が悪い、というかすでに育ちきってていま渡してもひたすら世話するだけでそんなに葉が増えることもない、春、新しく芽がところを持っていけばどうよ、ということだったのでそうすることに。

庭には父から引き継いだ母が無闇矢鱈に植えた野菜の海。ミニトマト、ニガウリ、ししとう、じゃがいも、スイカ、ニンニク、タマネギ、ズッキーニが朝取りされ、ことごとく自宅へ持ち帰ることに。その他冷凍保存されていたイチゴ、や母が使い切れなかった、旅行先で購入して保存してた諸々など、どう考えても母1人では使い切れない分を譲渡を受ける…。

一泊後、久山の温泉に浸かり、そのまま車で大量の荷物を自宅へ搬送。ありがたいけど冷蔵庫パンパンやし、全部美味しく食べたいから野菜を使うスケジュールを考えないといけないのが悩み。

www.rannoshou.jp

1taro.jp

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土曜の朝から娘が耳が痛い、という。実家にいってもよくならずドラッグストアで塗り薬、飲み薬を買って飲ませたが効かず月(祝)の早朝に救急病院で観てもらったら、「先天性耳瘻孔」というよくある奇形で、耳の外側に穴が開いており比較的雑菌が入りやすく、炎症を起こしやすく、今回はそれだろうとのこと。

何度も炎症を起こすのであれば手術する必要があるらしいです。痛み止めと抗生物質を貰ったんだけど、今朝もまだ痛むとのことだから、今日は先日耳垢をとってもらった耳鼻科にいって見てもらうことにしている。

月末旅行予定なのでその前に発覚してよかった!と前向きに考えているところ。

観てもらったあと、スマイルゼミの体験会にいく、と息巻いてて、バスを待っているといきなりふらついて座り込んでしまい、ぐったりしてしまった。以前もあったけど、極度に疲れたり緊張の糸が切れるとどうも意識がシャットダウンしてしまうようだ…。路上で座り込んだ娘をだっこしようとするも、小学5年生は30kgあるからね、重い!

なんとか抱きかかえると近くのタクシーまでえっちらおっちら移動し、帰宅したのでした。

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7月中旬というの窓上げて寝てたら、朝寒いっていう謎気温。こんなことってあったかな?通勤時は流石に汗をかく蒸し暑さだったけれど、このあといきなり温度を挙げられると身体がついていけなくなると思うので勘弁して欲しいよな。

長崎県長崎市「史跡料亭 花月」

令和元年5月4、5日、第4期叡王戦七番勝負第3局は、長崎県長崎市「史跡料亭 花月」で行われました。

挑戦者の永瀬拓矢七段が連勝で迎えた本局、先手のとなった永瀬七段の作戦は矢倉でした。矢倉は高見叡王も得意で、特にで左の金を右に上がりバランスをとる形で一世を風靡した、というか以降他の人も追随した優秀な形で、増田六段などもよく使っている(いた)印象がある戦型。

うーん、お互い殴り合ってもみ合っているうちに少しずつ先手がよかったのかな?ポイントがよくわからない将棋だったです。これで名人戦と同じく挑戦者が3連勝となりました(時系列的にはこっちがさきですけど)。

高見叡王も悪くはないのですが、第一局の大逆転、あれがどうも尾を引いてるようにしかみえないんですよ、外野からはね。

現地では深浦九段と佐々木大五段の師弟解説があったようです、いやー生で観られた人は羨ましいなあ。

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「史跡料亭 花月」は《華やかな江戸時代の艶、長崎の異国情緒、歴史の温もり、先人たちが過ごした空間を四季折々の庭園の風情とともにごゆっくりお楽しみくださいませ。創業三百七十七年になります花月のお座敷で、長崎卓袱料理をお召し上がりください。心を込めておもてなしさせていただきます。》とありますように、いやー情緒半端ないな!(語彙力)。

かの坂本龍馬が刀傷をつけた柱があるとかないとか。歴史的な場所でもあるんですよね、いやー歴史がある、というのは凄いな…(語彙力)。

ただここも料亭なので泊まれないようです。近くのホテルを紹介しておきますのでよろしくどうぞ。というか長崎の夜景もこれもまた綺麗だな!(語彙力)。

http://www.ryoutei-kagetsu.co.jp

↓夜景みたいわ…

福岡県飯塚市「麻生大浦荘」

令和元年5月16、17日、第77期名人戦七番勝負第4局は、福岡県飯塚市「麻生大浦荘」で行われました。

下馬評でも厳しい評価だった佐藤名人が地元福岡で反撃の狼煙を上げることができるか、という一局、挑戦者豊島二冠は前期、奇跡の6名プレーオフに勝ちきれず挑戦を逃したもの今年、しっかり勝ち抜いての挑戦、そしてタイトル2つを獲得したわけで、それはもう仕方がないよ…。佐藤天彦名人を責める人はいないと思うの。

先手豊島二冠の例によって角換わり、そして天彦名人が受ける展開へ。封じ手に前にまたしても端角を放つ豊島二冠のこのアグレッシブさ、嫌いじゃない、むしろ好き、というか驚く。昔は強いものはじっとしてて、暴れてくるところを叩く、というのが王者の指し方だったんですよ。なのに、豊島二冠はここ数年、一貫して殴りに掛かる将棋を目指しているように見える。

勝率的にはなかなか難しいはずなのだけど結果を出せているからよし!

本局は早々にとった自玉側の端歩が異常に活かされる展開となり、終始攻めた豊島が悲願の名人位獲得。三冠王となったのでした。

このあと佐藤天彦九段は各棋戦でタイトル挑戦を伺う位置にきていたりするから、またタイトル戦の舞台に戻ってくることでしょう。期待しています。

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福岡県飯塚市「麻生大浦荘」は《春と秋に特別公開される麻生大浦荘は、「筑豊御三家」のひとつに数えられた麻生家の初代、太吉の長男、太右衛門の住宅として建築された麻生一族の住宅のひとつで、数寄を凝らした和風入母屋書院造りが美しい邸宅は大正末期に建てられたと云われています》とあるので、普段は見ることができないのですね。

ふーん…。聞いたことはあるけれどいったことなかったなあ。対局した5月は新緑が綺麗だったことでしょうね。

前夜祭は「のがみプレジデントホテル」で開催されたとのこと。地元民だからこそ、あまりホテルや豪邸などは気にしなかったなあ…。なるほどなるほど…。

www.kankou-iizuka.jp

飯塚、おいでよ!↓(あまりなにもないけど…)

岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」

令和元年5月7、8日、第77期名人戦七番勝負第3局は、岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で行われました。

2番落とした先手名人は第1局と同様角換わりへ誘導します。途中飛車先の歩を保留していましたが、局面が進むと過去の局面に合流、以降定番の押し引きとなりました。途中、穴熊に潜ろうと香を上がったところで右玉になっている後手豊島二冠が猛然と攻めかかり、以下殴り合いに発展、天王山で銀交換、角交換を経て厚みを築いた後手豊島二冠が、優勢になるも、先手がギリギリの細い攻めを敢行、攻めきれるかどうか、という勝負に。

見ていてハラハラしましたが、なんとか名人の猛攻をしのぎきった豊島二冠が勝ち、3連勝となりました。

次局は名人の地元福岡は、飯塚市での対局ということで是非とも勝利が欲しいところ、なんですが。

◇◇◇

「倉敷市芸文館」は多目的ホールなんですね、その中で行われたんですねえ。場所も河川、海に比較的近い。 近くには「大原美術館」「桃太郎のからくり博物館」「自然史博物館」「いがらしゆみこ美術館」があり(なんとか館密集しすぎだろ)、白壁通りと名付けられた通りもあり、散歩スキーの私はウキウキしてうろうろしちゃえるなあ。

安い宿借りて倉敷美観地区を川沿いにあるいてまったりしたいわ…。

arsk.jp

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山口県萩市「松陰神社 立志殿」

平成31年4月22、23日、第77期名人戦七番勝負第2局は、山口県萩市「松陰神社 立志殿」で行われました。

第1局を後手番で勝った挑戦者豊島二冠が先手となり、得意の角換わりへ。1日目昼食後に局面打開の端角を放ち、以降どんどんいこうか、というところで佐藤名人が玉頭、はたまた馬をつくり飛車へ働きかけるといった揺さぶりをかけ、局面を複雑にしていきます。

お互いが成り駒で大駒を責める展開から抜け出たのは先手豊島二冠、最後はたくみに玉、飛を同時に責め手順にボロっと金を召し上げたところで勝負あり、挑戦者が2連勝となったのでした。

第3局の日程が、5月7、8日なので、本局が平成最後の名人戦となりました。

◇◇◇

「松陰神社 立志殿」のHPを見たら、宗教法人松陰神社とありまして、そうか、神社なのだから宗教法人だよなあ、普段認識しないものねえ。

《松陰神社は、吉田松陰先生を祭神としている山口県萩市の神社です。明治40年(1907)創建。現社殿は昭和30年(1955)に竣功しました。》とあります。そっか、そうなるのかあ。敬愛のあまり祭り上げてしまったのですねえ…。

周辺はすぐ日本海と景観もよさげ、側には吉田松陰先生誕の地、伊藤博文旧宅、萩藩主毛利家墓所など歴史的な施設が多数あり、萩の城下町をぐるりと散歩とかするの楽しそうです。

shoin-jinja.jp

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1日何かプラスになることをする / 雨が降らないうちに自転車通勤 / スーツを貰う

毎日なにか1つくらい進歩していたい。なにか良くなっていたい。なので、なんでもよい、どんなに少なくてもプラスになることをやっておくと、振り返ったときに自信に繋がると思うのよね。

普段より食事を減らすことでダイエットに貢献、机の上の整理することで以降気持ちよく作業ができる、普段使わない棚を整理することで、忘れていたモノを思い出すとか。

私は再来年、動物を飼うために引越することが決まっており、そのために極力荷物を減らしたいという気持ちがある。だから今のうちからどんどん整理していきたいんだよね。

昔好きだったもの(旧Macとか、趣味の本とか)なんて再び使うか、読むかとかわからんけどたぶん使わない。だから処分をする。それは躊躇しない。だけど、古いパソコンを処分するのはお金が掛かるんだよなあ…。とか。

自分や子供の過去書いてきたもの、なんてのも処分するのは気が引けるし残しておきたい。

自分のはまあもういいかな、仕事のノートなんて苦々しい気持ちしかない上に読み返す価値があるかというと、ないし。当時仲の良かった人を思い出すとかぐらいか。感傷に浸る触媒に使えるぐらいでそれだけのために残す意味があるのか、というとまあない。

着ない服も大量にあるからそれは早急に処分したいけど、まだ「着れる」んだよ…。物持ちがいいというかなんというか。

断捨離な。うん、やれることをやっていく。

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遅れてきた梅雨、今丁度晴れ間とのことなので、今日は自転車通勤。帰宅まで大丈夫だと思うので乗って帰れそう。運動大事。

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3Rステーションというリサイクル施設にいくと、不要になった衣類などをいただくことができる。今着ているスーツはそこで頂いたもので、中肉中背になったために、いろいろ選ぶことができた。

お洒落に気を使う人種ではないので非常にありがたく大事に着ている。

逆に不要になった、新品の衣類(実家から送られてくる)を献上し、結果物々交換になっている。


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